小物・他 アイデア品_042

インシデント ゲージ

2009/8/6
先輩方のHPやブログを拝見させていただくと、インシデントメータなる機材を使用し、主翼・尾翼・スラストの軸直行を正確に作成することが、非常に重要であり、飛行性能に影響を及ぼす。とありました。手持ちの定規や三角定規でプロペラの軸をあらためて計ってみたら、結構ずれていました。

そこで、廃材利用でインシデントゲージなるものを作ってみました。
アルミ板(25mmx2mm厚x1m)に子供が使わなくなったバインダーのプラスチック表紙を適当にカット(接着はスーパーX)し、上下左右にスライドできるようにしました。
写真は主翼用
ちょっと小さめの尾翼用。
CADで目盛り(1mm)を作図し、1:1でラベル紙に印刷、上下スライド部分に貼り付けました。
こんな風に主翼の前縁・後縁にくの字部分を押し当て、それぞれの目盛り(アルミ板からの距離)を同じにして、T型の先端部分とペラの平行度をチェックします。
この場合は、水平安定版には、アルミ板をそのまま当てています。

市販のインシデントメータほどの機能はありませんが、とりあえずこれで今までよりは、精度の高い機体が用意できそうです。